iPhone や iPad に音楽や動画を入れていなくても、同じネットワーク内にパソコンがあれば iTunes ライブラリにアクセスできるようになるという便利な機能、ホームシェアリング。
複数のデバイスでライブラリ共有できると、iPad で動画をみながら、Mac でブログを書いたり…ということができるようになります。
iPhone と Mac の iTunes でホームシェアリングを入にすれば完了のはずが、なぜか使えない…。しばらくこの症状に悩まされていたのですが、今日問題を解決できたので方法をシェアします。
私の場合、インターネット接続の為に使っていたルーターの設定が問題だったのです!
ホームシェアリングのトラブルシューティング
ホームシェアリングに関する基本的な質問は Apple のページにまとまっています。しばらくこのページとにらめっこしていたのですが、解決せず…
ちゃんと Apple ID は同じもの設定しているのになぁとか思っていました。
ルーターのプライバシーセパレーター設定
今日解決したのは、Twitter でこんな風に教えてもらったのがきっかけでした。
@spring_mao 同じWiFiネットワークならできると思います。 ですが、WiFiルーターの設定で、プライバシーセパレーターなどの設定も関係してくると思います。
— Kota (@sonordrummer311) July 21, 2013
プライバシーセパレーター!?初めて聞いた言葉だったので、調べてみました。プライバシーセパレーター は、ルーターに同時アクセスしている別のコンピュータへの接続を禁止する機能のことだそう。
複数の人がアクセスする可能性があるルーターのセキュリティ対策ですね。
そうか、これが有効になっていると、iPad や iPhone が Mac にアクセスできないのか!!となり、早速ルーター( 楽天スーパーWi-Fi )の設定を変更しました。
※イーモバイルのGP04も同じ手順です。
USB経由または、無線LAN経由で本製品とPCを接続し、http://pocketwifi.home を開きましょう。
ログインし、無線LAN設定へ進みます。ログインアカウントなどは下記の公式案内をご覧ください。
プライバシーセパレーターを無効にします。
イーモバイルの公式案内はこちらをご覧ください。
この変更でiPhoneのミュージックアプリに共有メニューが表示されました!やったー。他のルーターをお使いの方も、プライバシーセパレーターの影響があり得ますので、ホームシェアリングが使えないという場合にはチェックしてみてください。
プライバシーセパレーターが有効になっていると、keynote remote が使えなかったりもするようですよ。
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